Muya─木芽─は、人生の大きな転換点から生まれました。
私自身、婚約破棄という出来事をきっかけに、
心と体のバランスを大きく崩した時期があります。
気持ちは不安定になり、体重は10キロ増え、
肌は乾燥して荒れ、
「ちゃんと生きる」ことさえ難しく感じる日々でした。
そのとき私が強く感じたのは、
外側から整えるだけでは足りないということ。
内側から自分を癒し、労わることの大切さでした。
自分を責めるのではなく、
もっと自分を愛してあげたい。
そんな思いが、静かに芽生えていきました。
もともと私は、薬膳や中国茶、ドライフルーツが好きで、
台湾に1年間滞在していた頃から、
水果茶を日常的に飲んでいました。
台湾の暑い気候の中で、
水果茶は美味しく、合理的にビタミンを摂れる飲み物として、
生活の一部だったのです。
日本に戻ってからも、
ドライフルーツやフルーツシロップを使い、
自分で水果茶を作って飲み続けていました。
心と体が乱れていた時期、
水果茶は、ただのリフレッシュでも、
一時的な嗜好品でもありませんでした。
「甘いものは罪」
「好きな飲み物は、どこか後ろめたいもの」
そんな罪悪感から解放してくれる、
心と体の両方に意味のある、本当のご褒美だったのです。
その時の私にとって、
水果茶は“必要な存在”でした。
水果茶を飲むためだけに台湾に行きたいと願うほど、
それは私を支え、前を向かせてくれるものでした。
同時に、私は思うようになりました。
私のように人生の事故や事件に出会った人。
それ以上につらい出来事を抱えている人。
そして、そもそも生きているすべての人が、
もっと癒され、
もっと健康的で、
体のためになるものを、
罪悪感なく飲んでもいいのではないかと。
Muyaは、
「ちゃんとしていなくてもいい」
「壊れてしまった後でもいい」
どんな時でも、自分の体を大切にしていいのだと、
そっと思い出させてくれる存在でありたいと願っています。
木が芽吹くように、
人もまた、何度でも立ち止まり、整い、
新しく芽を出していける。
Muya─木芽─は、
あなた自身を労わるための、やさしい一杯です。